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■開発環境構築
■Arduino統合開発環境のインストール
Arduino - Software
https://www.arduino.cc/en/Main/Software
「Windows Installer, for Windows XP and up」をクリック
「Contribute to the Arduino Software」というページへ遷移するので、「JUST DOWNLOAD」をクリック
(「CONTRIBUTE & DOWNLOAD」から寄付もできる)
arduino-1.8.10-windows.exe
をダウンロードできた(バージョンはそのときによって変更されている可能性がある)
ダウンロードしたファイルをダブルクリックで起動
規約が表示されるので「I Agree」をクリック
インストールオプションが表示されるので、そのまま「Next >」をクリック
インストール先が表示されるので、そのまま「Install」をクリック
(インストールは数分かかった。また、途中で何度かセキュリティの確認が表示されたので許可)
デスクトップに「Arduino」アイコンが作成されているので、ダブルクリックで起動
(起動時にセキュリティの確認が表示されたので許可)
■USBシリアルドライバのインストール
M5Stack - Modular Rapid ESP32 IoT Development Board - ESP32 dev kits - m5stack-store
https://m5stack.com/
Download - m5stack-store
https://m5stack.com/pages/download
「SOFTWARE → CP210X Driver → Download → Windows」をクリック
CP210x_VCP_Windows.zip
をダウンロードできたので解答する
64bit用のインストーラである CP210xVCPInstaller_x64_v6.7.0.0.exe をダブルクリックしてドライバをインストールする
ようこそ画面が表示されるので「次へ」をクリック
規約が表示されるので、「同意します」にチェックを入れて「次へ」をクリック
インストールされたら「完了」をクリック
M5Stackを付属のUSBケーブルでWindowsに接続する
接続するとM5Stackが起動し、画面にテキストなどが表示される
Windowsで左下のアイコンを右クリックし、デバイスマネージャーをクリック
「ポート(COM と LPT)」内に「Silicon Labos CP210x USB to UART Bridge (COM3)」のような表示があることを確認する
表示は環境によって差があるが、最後の「COM3」がポート番号なので控えておく
■ESP32ボードマネージャのインストール
Arduinoを起動し、メニューから「ファイル → 環境設定」を選択する
設定画面が表示されるので、「行番号の表示」にチェックを入れる
さらに「追加のボードマネージャのURL」の右側のアイコンをクリックし、
https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json を入力して「OK」をクリックする
「OK」をクリックして環境設定を完了する
メニューから「ツール → ボード:"Arduino/Genuino Uno" → Arduino/Genuino Uno」を選択し、
さらに「ツール → ボード:"Arduino/Genuino Uno" → ボードマネージャ」からボードマネージャを表示する
画面上部の入力欄に「esp32」と入力すると、「esp32 by Espressif Systems」というパッケージが表示される
マウスカーソルを合わせるとバージョン番号の選択ボックスが表示されるので、最新のバージョンを選択して「インストール」をクリックする
(今回は 1.0.4 をインストールした。「-beta」や「-rc」の付いたものは、マイナーリリースで不安定な場合があるので避ける方が無難)
完了したら「閉じる」をクリックする
「ツール → ボード:"Arduino/Genuino Uno"」の下の方に「M5Stack-Core-ESP32」が追加されているので選択する
また、「ツール → Upload Speed」の値が「921600」になっていることを確認する(なっていなければ変更する)
「ツール → シリアルポート」を先に確認した値にする(今回は「COM3」にする)
■M5Stackライブラリのインストール
メニューから「スケッチ → ライブラリをインクルード → ライブラリを管理...」を選択する
画面上部の入力欄に「m5stack」と入力すると、「M5Stack by M5Stack」というライブラリが表示されるので、最新バージョンをインストールする
完了したら「閉じる」をクリックする
■M5Stackの液晶画面に文字を表示する
メニューから「ファイル → スケッチ例 → M5Stack → Basics → HelloWorld」を選択する
以下のコードが表示される
#include <M5Stack.h>
// the setup routine runs once when M5Stack starts up
void setup(){
// Initialize the M5Stack object
M5.begin();
/*
Power chip connected to gpio21, gpio22, I2C device
Set battery charging voltage and current
If used battery, please call this function in your project
*/
M5.Power.begin();
// LCD display
M5.Lcd.print("Hello World");
}
// the loop routine runs over and over again forever
void loop() {
}
M5StackをUSBケーブルでパソコンに繋ぐ
メニューの「ツール → シリアルポート」がM5Stackを接続したポートになっていることを確認する
メニューの「→」ボタンをクリックしてマイコンボードに書き込む
1〜2分程度待つと、画面に「Hello World」と表示される
コード中の「LCD display」部分を以下のように変更する
これで再度書き込むと、画面の内容が「Hello! M5Stack」に変わる
// LCD display
M5.Lcd.print("Hello! M5Stack");
画面の表示を確認できたら、Arduinoのウインドウを閉じる
今回は変更内容は保存しない
■リセットと電源オフ
M5Stackの側面にある赤いボタンが、リセット兼電源ボタンとなっている
このボタンを1回押すとM5Stackがリセットされ、スケッチの最初から再実行される
電源をオフにするときは、USBケーブルを外してからこのボタンを2回続けて押す
電源がオフのときにこのボタンを1回押すと、電源がオンになる
USBケーブルから給電しているときは、赤いボタンを2回続けて押しても電源はオフにならず、1回押したときと同じようにM5Stackがリセットされる